Live 世界の砂場から vol.17@鶴舞K.D.Japon

名古屋の街を散歩しながら会場へ。わざと表通りを避けて歩く。
雑居ビルより、古いアパートの方が見ていて楽しい。自分が男子大学生だったら、狭い部屋に好きなもの詰め込んで、気の合う仲間と朝まで語り明かして雑魚寝したいなーという漠然とした憧れがある。
そんな妄想する僕を、青い瞳の子は澄ました顔で見遣るのだ。

ちょっと遅れて会場に到着。
「ナガノナイトインナゴヤ」と銘打って開催された今回のイベント。長野を愛するひとたちの熱気でくらくら。
もう一度観たい!と思っていたToriqumoさんは、前回よりも熱く男くさく。カミナリグモさんは優しい音色で鋭く響き、slumさんのくねるくねーる!にぞっこん(笑)ロックアワーさんでダンスタイム。そして砂場さんは胸が熱くなる演奏でした。黒い猫と白い猫のうたがほんとに好きだ。ぎゅっと苦しくなる。うたいびとの人柄を知るたびに、思い入れが強くなる曲たち。

森も胸もざわめく夜でした。