a complete unknown

これは僕の作品です 愛すべき作品です
誰に何言われても 恐いものなどありません
(「HELL-SEE」ex.人間/Syrup16g

a complete unknown

a complete unknown

ボックスの発売を知った時は、
誰かが嘲笑しながらわたしの大切なものを踏みにじっているのを
ただ見守るしかないような、絶望的な気分だった。


勢いで綴ったその時の気持ちが、公開されないまま下書きに残っていた。

突然つきつけられた、この重くて黒い箱は、墓標か。
わたしは、この気持ちを、もう供養しなくてはならないのか。
曖昧なかたちのまま、大切に抱えていては駄目なんだろうか。

我ながら大袈裟すぎるよな、と笑えるくらい。


この気持ちは消化されないけれど。


daimasさんの日記を読んで、
彼も単純にシロップのファンのひとりなんだということが、
そう感じる言葉たちが並んでいて、嬉しかった。
肩からふっと力が抜けたみたいだった。
どこかで疑ってたんだ。


感情だけでは動かせないものもある。
そのための一歩なんだろう。
願わくば、これが最初の一歩で終わることのないように。


彼の直接の言葉が聞ければ
きっとすべて晴れるんだろうな、雲は。